ジュリアンまた笑顔。最高だったザ・ストロークス3年ぶりライブ映像。NYガバナーズ・ボールDAY2
2014.06.08 22:56
この笑顔を見て!今回のフェスは本当にステージに立った瞬間アーティストが万遍の笑みになる瞬間が多々あるのだけど、それは一重に観客のおかげだ。
NYで現在行われているフェス、ガバナーズ・ボールの2日目、メインステージのトリ前に、ストロークスが出演。3年ぶりのライブをやったのだけど、観客の大大大歓声と言ったらなかった。ストロークスはいつも割とそうだけど、中々ステージに出てこないので、観客が「ストロークス!ストロークス!」の大歓声になるのみならず、歌まで先に歌いだす始末。
最新作ではライブもやらなかったし、インタビューもしなかったのに、実際ステージに立つとこれだけのファンがいるって、そりゃーー笑顔にもなるだろう!というくらいの盛り上がり方だった。というか、ストロークスの場合、不在であればあるほうがファンが増えてるじゃないかという気すらするくらいだ。
実際(個人的にはちょい悔しいけど)、この日のトリだったジャック・ホワイトを上回るびちびちに詰まった観客を集めていた。その観客が誰も同じように、嬉しそうに踊りまくって、合唱している。
ストロークスの曲が、その時自分が聴いていたその心境に誰もを戻してくれるというような懐古主義的なものではなくて、いつ聴いても、どこで聴いても、全員がこのストロークスという場所に一瞬にして集まってしまうような、彼らのサウンドの永遠というか、普遍性が明らかになった日だったと思う。
これまでの復活においては、一体久しぶりに聴く曲がどんな風に響くんだろうというおっかなびっくりなことがあったけど、こうしてそれを何度か繰り返し観て来て、もう今後10年後に出て来たとしても、こうやってみんなを同じように盛り上げてくれるんだということを確信したライブだった。
しかし、少しは老けたのかもしれないけど、それもほとんど感じないし。このメンバーがステージに立っただけでもう完結と言えるくらいのそれぞれのキャラがすごい。
ライブ映像がさっそくアップされていました。
http://pitchfork.com/news/55480-the-strokes-play-one-way-trigger-run-through-their-hits-at-governors-ball/
セットリスト
1. Barely Legal
2. Welcome to Japan
3. Automatic Stop
4. Machu Picchu
5. Reptilia
6. Razorblade
7. Take It or Leave It
8. One Way Trigger
9. Under Control
10. Heart in a Cage
11. Hard to Explain
12. 12:51
13. Someday
14. Happy Ending
15. The End Has No End
16. You Only Live Once
17. Last Nite
Encore
18. New York City Cops