必見予告編もう1本。PTA新作NY映画祭で上映の『Inherent Vice』!サントラは再びジョニー・グリーンウッド

必見予告編もう1本。PTA新作NY映画祭で上映の『Inherent Vice』!サントラは再びジョニー・グリーンウッド

現在開催中のNY映画祭で、デヴィッド・フィンチャーの世界プレミアに続きもう1本超目玉なのが、ポール・トーマス・アンダーソンの新作『Inherent Vice』!

世界プレミアは、今週末になるのだけど、それに先駆けて予告編が公開された。これがめちゃくちゃ面白そう!!!!

こちら。

前作の『ザ・マスター』同様ホアキン・フェニックスが主演しているんだけど、ノリがぜんぜん違う!!!!笑える。しかも、それでいてまた演技が最高!

さらに、今作は、かのジョアンナ・ニューサムがナレーションをするという。この予告編でもさっそく彼女が語っているのだが、その内容は……。

「もしある静かな夜に、海岸で、昔付き合っていた年上の女性がどこからともなく突然現れて、彼女の現在の彼氏である土地開発を手がける億万長者のボーイフレンドと、彼の妻、そしてその妻のボーイフレンドについて語りだし、さらにその億万長者のボーイフレンドを誘拐し、精神病院にぶちこんでやる、なんて言い出したら、とりあえず、目をそらすべきだ」なのだ(笑)。

トマス・ピンチョンの同タイトル小説を映画化した今作は、70年代のLAが舞台。

ここで使われている音楽は、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの"I Want to Take You Higher" と、サム・クックの"Wonderful World"。

今回もサントラを手がけているのは、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『ザ・マスター』に続いてジョニー・グリーンウッド。以前アンダーソンに、どうしてジョニー・グリーンウッドに依頼したのかと聞いたら、「とっちらかっているところが自分と似ているから」と答えていた(笑)。

映画を観たらまた報告させていただきます!
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

フォローする