必見予告編もう1本。PTA新作NY映画祭で上映の『Inherent Vice』!サントラは再びジョニー・グリーンウッド
2014.10.03 15:40
現在開催中のNY映画祭で、デヴィッド・フィンチャーの世界プレミアに続きもう1本超目玉なのが、ポール・トーマス・アンダーソンの新作『Inherent Vice』!
世界プレミアは、今週末になるのだけど、それに先駆けて予告編が公開された。これがめちゃくちゃ面白そう!!!!
こちら。
前作の『ザ・マスター』同様ホアキン・フェニックスが主演しているんだけど、ノリがぜんぜん違う!!!!笑える。しかも、それでいてまた演技が最高!
さらに、今作は、かのジョアンナ・ニューサムがナレーションをするという。この予告編でもさっそく彼女が語っているのだが、その内容は……。
「もしある静かな夜に、海岸で、昔付き合っていた年上の女性がどこからともなく突然現れて、彼女の現在の彼氏である土地開発を手がける億万長者のボーイフレンドと、彼の妻、そしてその妻のボーイフレンドについて語りだし、さらにその億万長者のボーイフレンドを誘拐し、精神病院にぶちこんでやる、なんて言い出したら、とりあえず、目をそらすべきだ」なのだ(笑)。
トマス・ピンチョンの同タイトル小説を映画化した今作は、70年代のLAが舞台。
ここで使われている音楽は、スライ・アンド・ザ・ファミリー・ストーンの"I Want to Take You Higher" と、サム・クックの"Wonderful World"。
今回もサントラを手がけているのは、『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』、『ザ・マスター』に続いてジョニー・グリーンウッド。以前アンダーソンに、どうしてジョニー・グリーンウッドに依頼したのかと聞いたら、「とっちらかっているところが自分と似ているから」と答えていた(笑)。
映画を観たらまた報告させていただきます!