祝!ミューズ、キャリア20年以上にして初の全米1位!!

祝!ミューズ、キャリア20年以上にして初の全米1位!!

ミューズの最新作『ドローンズ』が、予想通り全米1位を獲得した。
https://www.billboard.com/articles/columns/chart-beat/6598303/muse-first-no-1-album-billboard-200-chart

この作品は、ミューズが自分達の最高のロックンロールアルバムを作ろう、という明確な目標を持って作った作品であり、実際そういう作品ができたと、バンドも思っていて、全米1位ということは、それが実際観客にもそのまま通じたということ。もうバンドを20年以上もやっているわけで、勢いとか、顔がかわいいとか、そうことではなくて、本当に良いアルバムで、そう思ったものが世間に通じたわけだけだから、バンドがノっているということでもあると思うのだ。20年で、ノッてるって素晴らしい。本当に祝!

アメリカにおいては、日本よりブレイクが遅くて、4枚目の『Black Holes and Revelations』くらいから人気が出始めた。でも、その後大きくなり続けた。印象的だったのは、日本でもイギリスでもすでに大きいバンドになっているのに、アメリカにおいて、本当に小さい会場からこまめに回っていたこと。普通はそこでもう諦めてライブしたりしないのに。だから、本当にライブで獲得した人気だと思う。だから例えばマジソン・スクエア・ガーデンなどでライブすると、普通は売り切れと言っても、どんなバンドでも当日会場に行けば、1、2枚は簡単にチケットが残っているんだけど、ミューズだけは、売り切れと言ったら本っ当に1枚も残っていないということが何度もあった。その成果。1位おめでとうございます。

現在発売中のロッキング・オンにはマシュー王子のインタビューが掲載中。次号では、ドラムのドミニク・ハワードのインタビューを掲載!お楽しみに〜。
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