ビルボード誌が最新号の表紙で、なんと銃規制を訴えるアーティスト達約200人のサインを掲載している。
これはオーランドのゲイクラブで起きた事件のみならず、その前夜に同じくフロリダで起きたシンガー、クリスティーナ・グリミーがファンの握手会で撃たれて亡くなるという悲惨な事件が立て続けに起きたため企画されたもの。ミュージシャンや、音楽ファンが集まる場所が被害にあったというのが理由のひとつだ。
銃による暴力で音楽と日々の生活は脅かされており、それによる暴力をストップさせるよう、議員に宛てた公開書簡で要求しているのは、全ての銃購入時に購入者のバックグラウンドのチェックをすることと、テロリストの疑いがある人に銃を売らないこと、の2つ。
この書簡に同意を示し、署名をしたアーティストや業界関係者はこちらで見れる。
http://www.billboard.com/open-letter/
トム・ヨーク、トレント・レズナー、ポール・マッカートニー、レディ・ガガ、ベック、パール・ジャム、ウィルコ、リンキン・パーク、カルヴィン・ハリス、ディプロ、イギー・ポップ、マイケル・スタイプ、ケイティ・ペリー、リヴァース・クオモ、セレーナ・ゴメスなどなど。
私達からしたら規制するのは当たり前かもしれない。でも、オーランドの銃乱射事件を起こした犯人は、過去にFBIに尋問されていたのに、簡単に合法で銃を買っている。
ディプロがツイートしていたのだけど、今回銃規制の強化に反対した共和党党員は全員ライフル協会から多額の資金を受け取っているそうだ。
現在民主党がそれに異議を唱え、議会で座り込みをしている。ビルボード誌の表紙はそれを後押しするものだ。we elected these terrible people that dont care about us https://t.co/enYifrUnoy
— dip (@diplo) 2016年6月21日