なんと! ジャック・ホワイトが来年アルバム2枚も発売する。トラックリストも公開。アナログ盤の予約開始。月に吠えるMVも公開!

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なんと、ジャック・ホワイトが来年アルバムを2枚も発売すると発表!!!!
1枚は、『Fear of the Dawn』で4月8日、もう1枚は『Entering Heaven Alive』で7月22日発売。

しかし、こうきたか(笑)。ジャック・ホワイトが、このコロナ禍で静かすぎると思っていたんだ。やたら家具修理とか内装とかに力を入れて、ロンドンにサードマン・レコーズをオープンしたのみならず、最近ではダラスにスポーツグッズの店まで出していた。

音楽そのものの情報が少なすぎると思っていたのだ。そしたら、2枚もアルバムを作っていたとは。この衝撃で発売するのが、めちゃくちゃジャックらしい。

”Taking Me Back”のMVも公開したんだけど、これもカッコいい。監督はジャック自身と、Lauren Dunnによる共同。この曲は、何しろ1人で演奏している曲なので、ギターはもちろん、キーボードもドラムも彼が演奏していて、月に向かって吠えている(笑)。これまでのジャックのさらに上をいくスケール感と洗練のビデオになっている。

そしてアルバムのトラックリストは、以下の通りだ。全て新曲。

『Fear of the Dawn』
なんと!  ジャック・ホワイトが来年アルバム2枚も発売する。トラックリストも公開。アナログ盤の予約開始。月に吠えるMVも公開!
Tracklist:
1. TAKING ME BACK
2. FEAR OF THE DAWN
3. THE WHITE RAVEN
4. HI-DE-HO (W/ Q-TIP)
5. EOSOPHOBIA
6. INTO THE TWILIGHT
7. DUSK
8. WHAT’S THE TRICK?
9. THAT WAS THEN (THIS IS NOW)
10. EOSOPHOBIA (REPRISE)
11. MORNING, NOON AND NIGHT
12. SHEDDING MY VELVET

『Entering Heaven Alive』
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Tracklist:
1. A TIP FROM YOU TO ME
2. ALL ALONG THE WAY
3. HELP ME ALONG
4. LOVE IS SELFISH
5. I’VE GOT YOU SURROUNDED (WITH MY LOVE)
6. QUEEN OF THE BEES
7. A TREE ON FIRE FROM WITHIN
8. IF I DIE TOMORROW
9. PLEASE GOD, DON’T TELL ANYONE
10. A MADMAN FROM MANHATTAN
11. TAKING ME BACK (GENTLY)

プレスリリースによると、ジャックはこの数年にアルバムの制作、レコーディングを行っていて、この2枚は、全く違うインスピレーション、テーマ、ムードで作られていると言うこと。現時点ではそれ以上の情報はない(笑)。

が、焦るのが、すでに限定アナログ盤の予約が始まっていて、さすがジャックなだけあり、自らのサードマンや、ラフトレード、インディレコード店、大手スーパーのターゲットなどなどで色などが違う。早速、ラフトレードで2000枚限定の一番カッコいいやつを予約し損ねた(涙)。

ここで現時点での全バージョンが見られる。
https://thirdmanrecords.com/fotd-eha-announcement

また、2枚目の『Entering〜』の方の予約も開始しているが、限定盤などはこれから発表されるそうだ。
https://orcd.co/enteringheavenalive

アルバムのタイトルもこれまでになくスッキリしていてカッコいい。「夜明けの恐怖」に、もう1枚は、直訳すると生きたまま天国に行くということだけど、宗教的概念で、昇天みたいな意味だと思う。”Taking Me Back”の1人で作ったバキバキのバージョンが『Fear〜』に入っていて、バンド、ジャズ解釈が『Heaven』に入っているのがアルバムの違いを何かしら象徴しているのかもしれない。

こんなに早い段階から予約開始するのは、昨今アナログ盤が売れすぎていて、早くから予約しないと生産が間に合わないからだ。このアナログ盤売り上げ復活に最も貢献したと言えるジャックなので、予約開始も早いし、限定盤の作り方もハンパないのだ。

ちなみに、この間ポール・マッカートニーの3枚目となるソロ作『McCartney III』の限定盤333枚をいかに作ったのかの短いドキュメンタリーを公開していた。なんと、ポールのマネージャーのアイディアで、「古いアナログ盤を破壊して、新しいのを作ろう」と、過去2枚のアナログ盤を溶かして、3枚目を作ったのだ。サードマンでもこれまでやったことがないユニークなコンセプトであり、アルバムそのもののコンセプトにも合ってる。ジャックも喜びそうなやり方だ。

とにかく、これで来年の楽しみができた!



ジャック・ホワイトの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』12月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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