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    ビヨンセの新曲”Break My Soul”が出た! 90年代ハウスをサンプル。もう1枚はカントリー・アルバムか?!

    ビヨンセの新曲”Break My Soul”が出た!  90年代ハウスをサンプル。もう1枚はカントリー・アルバムか?!

    ビヨンセが最新作『ルネッサンス』を7月29日に発売すると発表したばかりだが、なんと今日ファースト・シングル”Break My Soul”が発表された。リリックビデオはこちら。

    英VOGUEの中で、80年代、90年代の”キラキラしたレトロ・フューチャー”アルバムだと言われていたが。
    https://rockinon.com/blog/nakamura/202995

    ピッチフォークによると、この曲に使われているサンプルは、90年代のハウスRobin S. による”Show Me Love”。

    さらに、”Formation”でもコラボしていたBig Freediaの”Explode”もサンプルされている。
    本人も感激のツイートをしている。

    歌詞の内容は、あなたに私の魂は壊せない、と宣言している曲で、すごく単純な解釈をすると、この数年の困難に負けずに、自分の心を開放して、モチベーションを持って、自分の新しい基礎を作るんだ、というまさに「再生」、ルネッサンスを告げる曲。

    だが、あまり重すぎない歌詞で綴られていて、みんな頑張ろうと言っているような曲に思える。

    Big Freediaのボーカルは、「怒りを解放して、心を解放して、仕事を解放して、時間を解放して、取引を解放して、ストレスを解放して、愛を解放して、残りは忘れて」。

    プロデュースは、ビヨンセ自ら以外に、”Single Ladies”でコラボしたことがある最強ヒットメーカーコンビと言えるThe-DreamとTricky Stewart。さらにソングライターにはJAY-Zもクレジットされている。

    また、新作についてVarietyが色々と報じていることが面白い。あくまで噂の部分もある。
    https://variety.com/2022/music/news/beyonces-renaissance-album-dance-country-1235296574/

    ――『ルネッサンス』は16曲収録。
    ――”Break My Soul”は6曲目。

    ここからが噂で、
    ―― プロデューサーは、Ryan Tedder (“Halo”), Raphael Saadiq(ソランジュの”A Seat at the Table”) など。

    ―― カントリー寄りの曲がある。『レモネード』にもカントリー寄りの曲があったので、新しいことではないが、問題は、アルバムがもう1枚あってそれがカントリー・アルバムなのか、または『ルネッサンス』の中に、カントリーとダンスの両方が入っているのかいまいち分からないということ。『ルネッサンス』が”act 1”という副題が付いているので、みんなもう1枚あってカントリーなのでは?と予想しているのだが、カントリーで丸々1枚というのもなかなか考えづらい。『ルネッサンス』が16曲あるんだとしたら、ここにカントリーも入っているような気がするけど。出るまで分からない。



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