レッチリが、エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げた新曲“Eddie”を初ライブパフォーマンスの映像。

レッチリが、エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げた新曲“Eddie”を初ライブパフォーマンスの映像。 - pic by AKEMI NAKAMURApic by AKEMI NAKAMURA

レッド・ホット・チリ・ペッパーズが今年出す2枚目の2枚組『Return of the Dream Canteen』の中から、新曲”Eddie”を10月9日にテキサス州オースティンで開催されたACLミュージック・フェスティバルで初ライブ披露した。

これがその直前のリハーサル映像。これだけでグッとくる。

アメリカではライブ中継されたのだけど、”Eddie”の映像はこちら。

非常にエモーショナルなこの曲は、亡くなったエディ・ヴァン・ヘイレンに捧げられたもので、曲が発表された時に、アンソニーがコメントしていた。

「時にその人が亡くなってしまうまで、自分達がそのアーティストからどれだけ深く影響を受け、また結び付きを感じていたのか気付かないことがある。エディ・ヴァン・ヘイレンは、唯一無比の存在だった。彼が亡くなった翌日に、フリーが、リハーサルに来た時に、非常にエモーショナルなベースラインを弾いた。それでジョンと、チャドと、俺がそれに合わせて演奏し始めて、すぐに俺たちは心を全て捧げて、彼に敬意を表する曲が無理することなくできてしまった。

俺たちの人生にあまりに多くのものを与えてくれた人を思って悲しみ、そしてそれを大切に思えたことで、すごく良い気持ちになれた。曲の中では直接エディと言う名前は出てこないけど、この歌詞では、彼の初期の(LAの)サンセット・ストリップでのことや、ヴァン・ヘイレンが俺たちの心に描いたロックンロールタペストリーを語ったものだ。そしてこの曲の最後では、エディの死を覚えているのではなくて、彼がどれだけワイルドに夢を生きたのかを覚えていて欲しいとお願いしている。アンソニー・キーディス」


フリーも、ヴァン・ヘイレンが亡くなった時に、インスタしていた。

「ああ、一体なんてことなんだ。全く。アイ・ラブ・ユー、エディ・ヴァン・ヘイレン。真のロッカーであり、深いミュージシャンで、巨大な心を持った人。根っからのLAボーイ。大胆な革新者であり、紛れもなくどんな人をも説き伏せる王。今夜はジミとジャムして、宇宙を自由にかっ飛んでくれ。音楽の活力が今日地球を去り、彼方に行ってしまった。

なんて優しい人だったんだ。俺のブラザー。俺の愛とお悔やみを家族の皆さんへ」


レッチリは、現在ジョン・フルシアンテが復活した、に留まらないバンドの新モードが全開で大成功の世界スタジアムツアーを行っているところだ。ACLフェスを来週10月16日に出演したら全米ツアーは終了。

その後、来年1月21日からニュージーランド、オーストラリアにてポスト・マローンを前座にして、なんと6日間もスタジアムツアーが行われる。日本にもぜひ来て欲しい。

またレッチリは、5万人位を収容するような巨大なスタジアムでツアーを行いつつも、9月13日にはNYの歴史的なアポロシアター(キャパ1500人)でライブを行った。その時の映像をいくつかバンドが公開している。

写真はLAに行った時に偶然見つけたハリウッド・ウォーク・オブ・フェイムのレッチリの星。すぐ近くにアヴリル・ラヴィーンもあった。



レッド・ホット・チリ・ペッパーズの総力特集は、現在発売中の『ロッキング・オン』11月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

レッチリが、エディ・ヴァン・ヘイレンに捧げた新曲“Eddie”を初ライブパフォーマンスの映像。
中村明美の「ニューヨーク通信」の最新記事
公式SNSアカウントをフォローする

人気記事

最新ブログ

フォローする