フィンチャーでもう1本!
2010.06.29 05:53
フィンチャーでついでにもう1本。まだ制作も開始してないのに、すでに雑誌の表紙を飾る、デヴィッド・フィンチャーの次回作。『ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女』アメリカ版のリメイクです。ご存知スティーグ・ラーソン著による世界的なメガ・ヒット小説の映画化。3作目がアメリカでは発売になったばかりですが、3部作合わせて現在のところ世界では4000万部、アメリカだけでも720万部の売り上げを記録のこの作品。容赦なしの「セクシャル・バイオレント」スリラーを、フィンチャーが監督なのはぴったりだと思いますが、プロデューサーは、『ノー・カントリー』のスコット・ルーディンで、脚本は、『シンドラーのリスト』のスティーヴン・ザリアンと周りもがっしり固められています。
数ヶ月のうちに撮影開始なのですが、今のところ主演のふたりが発表されておらず、だから憶測が飛び交っている状態。一部では、すでに、ジャーナリスト役は、ダニエル・クレイグで決定なのではと発表され、それに大半の人は、あり!と反応をしていていました。これだけのベストセラーで、とりあえず、あり、と言わせるダニエル・クレイグ素晴らしいですが、ブラッド・ピットがものすごくやりたがっているとの噂も。そりゃーやりたいだろう。それに、フィンチャーとの関係性もよいし。
さらに、ハッカーの女の子役には、スカーレット・ヨハンソン、ナタリー・ポートマン、キャリー・マリガン、クリスティン・スチュワートの名前が現在上がっていますが、むー、これは難しい選択。友達と話し合った結果、サマンサ・モートンがあと10歳若かったらぴったりだったのに!という後ろ向きなアイディアしか浮かびませんでした。ここは、新人大抜擢というのもありなのでは、と。もちろん、スウェーデンで撮影する予定らしいです。
というわけで、どうか『ダ・ヴィンチ・コード』みたいなことになりませぬように……。公開は2012年クリスマス予定!