フィンチャーピンチ!『英国王のスピーチ』が全米監督協会で監督賞受賞!

フィンチャーピンチ!『英国王のスピーチ』が全米監督協会で監督賞受賞!

おっと。ここまで賞を獲りまくっていた『ソーシャル・ネットワーク』だが、オスカー、ピンチか?

先日ゴールデン・グローブで監督賞を受賞したデヴィッド・フィンチャーも受賞スピーチで「賞をたくさんもらいすぎて中毒になりつつある」と認めていたが、なんと全米監督協会では、監督賞が『英国王のスピーチ』のトム・フーパーに輝いた。

監督に選ばれた最優秀監督賞となれば、本人が相当嬉しいのは当然で、「これは最高の名誉だ」とフーパーは語っているが、同時にこれはオスカー1本近付いたことを示している。というのも、なんと62年の歴史で、ここで監督賞を受賞した人の中でオスカーを手にしなかったのはたった6人しかいないのだ!!!

『ソーシャル・ネットワーク』は全米批評家賞、ゴールデン・グローブを圧勝しているが、『英国王』は、この監督協会他、最近ではプロデューサー協会でも受賞している。問題は、オスカーの投票権を持つのは、監督、プロデューサーの方であるということ!

きゃーオスカーはどうなるんでしょうか?この分でいくと、『ソーシャル・ネットワーク』と『英国王』のデッドヒートが最後まで繰り広げられそうです!オスカーの発表は、2月27日!

次号のカットでも恒例のオスカー予想を掲載しますので、お楽しみに!!
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