シングルが記録的な売り上げのTaylor Swiftに想う……失恋こそパワーの源&今はケネディと付き合ってる

シングルが記録的な売り上げのTaylor Swiftに想う……失恋こそパワーの源&今はケネディと付き合ってる

Taylor Swiftの新シングル"We are never ever getting back together" が昨日突然発売になり、早速記録的なヒットを飛ばしている。なんと24時間以内でアメリカのラジオでオンエア回数3000万回!1日だけで、すでにチャートの40位内に入り、もちろん1週間では、ビルボードホット100の1位になること確実。

歌詞付きシングルビデオはこちら。

さらにデジタルダウンロードも今週日曜日までの集計で45万〜50万は記録すると予測されており、現時点での最高Lady Gagaの”Born This Way”の44万8千回を抜くと言われている。

Taylor Swiftのライブに行ったことがある方ならご存知のように、彼女のライブは終始女の子のリベンジ物語が核となっていて、「私をこんな悲しい目に遭わせた男の子をぎゃふんと言わせてやる。もっと頑張って生きるわ〜〜」という内容。90%とくらいその内容と言ったら大げさかもしれないけど、気分はそんな感じで、それに会場を埋め尽くした女の子達が「きゃーーーー!!そうだ、そうだ!」となるのだ。その声たるや凄まじい。つまり、それこそが、女の子達に最も共感を得るツボであり、女の子達が最も元気が出るところなのだ。恐らく彼女自身がそうで、それを心得てもいるんだろう。

しかしそれだけじゃなくて、これは今年グラミー賞に出席させていただいて思ったのだけど、あれだけ各ジャンルの音楽が演奏を競い合っている中で、Taylor Switftの曲の中に、どこかそのすべてを包括してしまうかのようなポップ性があったこと。それはにはちょっと驚いてしまった。つまり、これだけ売れている意味が納得できたのだ。

この新曲は、カントリーよりのサウンドから少し離れた、でもやりすぎではない、よりポップ色の強い曲。スウェーデンのMax Martin(ブリトニー・スピアーズ、ロビンなどなど)がプロデュース。なのでサウンド的には無理のない新機軸にして、しかし、内容は再びがっつり失恋。そもそも最初の歌詞が「私たちが別れた時」である(笑)。

「もうあなたなんかと絶対に絶対に付き合ったりしないわ!」という失恋の歌にして、またしてもリベンジソング。彼女は最近では、ジョン・メイヤーとの失恋について歌ったその名も”Dear John”を披露しているが、一体この22歳何度失恋しているのだろうか。ほとんど失恋するために恋愛しているに近い。

そして、この曲は"Dear John"ほど明確なタイトルじゃないので、さっそく誰について歌ったのか話題沸騰中。

ジョン・メイヤーの他には、ジェイク・ギレンホールに、アーノルド・シュワルツェネッガーの息子さんに、テイラー・ロートナーとも付き合っているし。個人的には、「私よりずっとカッコいいインディ・バンドのCDコレクションがある」というラインがあるので、たぶんジェイクだと思うのですが、どうでしょう?

現在はなんと、アメリカのロイヤルティ、ケネディ一家のご子息と付き合っている彼女。まだ付き合い始めて1ヶ月くらいなのに、彼(18歳)の住む家のすぐ近くに4億円の家を購入!すげー。もちろん彼女ほどの財力がないとできないけど、22歳さすがロマンチスト真っ盛り。どちらにしても、また歌にすればいいし、負けなしのシチュエーションであることは確か。考えてみれば、アデルの『21』も失恋からできたアルバムだし、女の子は元気!(そんなまとめでいいのか?)

実は、これからジョン・セイルズが脚本を書いた映画『Girls Like Us』でジョニ・ミッチェルを演じるという噂もある?!

とりあえずは、10月発売4作目となる『RED』がバカ売れになるのは当然だと思うけど、内容のほうも楽しみ。
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