NYを70年ぶりの大きなハリケーンが襲う予定

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今日の朝まで真剣に受け止めてなかったんですが、NY近郊&東海岸を70年ぶりの大きなハリケーンが襲う予定のようです。

昨日スーパーに行ったらなぜかやたら缶詰がないなあと思ったらそういうことだったのか、と今日の朝ことの重大さに気付きました。
去年のハリケーンアイリーンと同様、避難勧告区域というのが設定されていて、必ず避難するようにとNY市長が指示を出しています。

私の家は貧しい区域なんですが、幸い避難区域には入っていません。NY市は去年のハリケーンアイリーンが来た時もそうでしたが、「最悪の事態」を想定して警告を出すという方針なので、避難区域じゃないということは、とりあえず大丈夫なのではと。避難地域の人は、家族か友達の家に避難するように言われていて、避難する家がない場合は市のシェルターへ行くようにと告げられています。そしてその場合は、必ずペットもシェルターに連れて行くようにと。「ペットはひとりでは生きていけませんので」と。前回の時も同様でした。避難区域に該当している人達は、約2万5千人いて現在移動しているはずです。

問題なのは、避難区域の人達の中に、去年アイリーンが来た時、避難したのに、結局何も起きなかったから今回は移動しないと言っている人達がいること……。市長は、自ら問題を増やすようなことはしないでください、と注意しています。

地下鉄などの公共交通機関はすでに止まっています。月曜日は公立学校もお休みです。

現時点では、月曜日の昼から火曜日が山場らしく、アイリーンの時より心配なのは、通り過ぎるまでにかなり時間がかかりそうだということ。さらに、一度電気などが止まったら前回よりも街の機能が回復するのに時間がかかるそうで、下手したら、選挙の日まで機能が回復しない可能性すらあるそうです。

NYでは今日The XX、Grimesなどのライブが行われることになっていましたが、ほぼキャンセル。そんな中、Swansだけが決行します。前座がデヴェンドラ・バンハート。地下鉄が止まってるのにどうやって観客に来てもらうつもりなんでしょうか? 私の家からは歩いて行けるけど、とりあえず行きたいと思いません。

なんとか最小限の被害ですんで欲しいです。
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