ソフトバンクが85億ドルで、ユニバーサル・ミュージックを買収しようとしたが、ビベンディが拒否。

ソフトバンクが85億ドルで、ユニバーサル・ミュージックを買収しようとしたが、ビベンディが拒否。

3ヶ月前に、ソフトバンクが、ユニバーサル・ミュージックを85億ドル(約8500億円)で買収しようとしたそうですが、現在の大株主である、フランスの会社ビベンディがそれを拒否したということ。

Financial Timesが最初に報じたということです。

ビベンディには、会社の再建と、持ち株が減ったことによりプレッシャーがかかっていたそうなのですが、音楽のコンテンツはやはり未来のために大事ということで、手放さないことに決めたよう。

ユニバーサル・ミュージックは、EMIを19億ドルで買収したばかりで、現時点で音楽市場でのシェアも37.6%と最高。これはEMIを買収する前に比べて約7%伸びたのだそう。

ソフトバンクは6月に、アメリカのSprint社と合併。その際に、21.6億ドルを投資したと言われているようです。この合併により、ユニバーサルを買収できる可能性も高くなるのではと言われていたそうです。
http://www.billboard.com/biz/articles/news/digital-and-mobile/2896248/85-billion-universal-music-takeover-by-softbank
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