「僕らはたった今歴史を作った。すべては君がこのキャンペーンに捧げてくれた時間と才能と情熱のおかげだ。すべては君のおかげで起きたんだ。ありがとう。バラク」
オバマは、記録的な政治資金を集めたが
その大半は、インターネットを通じて集めた
100ドル以下の献金だったそうだ。
その小さなひとつひとつの積み重ねが
この歴史を作ったと実感できる。
東海岸午後11時、CNNが新大統領を発表した瞬間、
街中で歓声が上がった。
窓を開けて、ただただみんな叫び続けていた。
ようやく重荷がひとつ降ろせたような
開放感を味わった。
HOPEやCHANGEという言葉ほど
簡単に掲げられるモットーもない。
だからこそ今回の選挙で、誰もが最後の最後まで
オバマが当選するとは口にしなかった。
HOPEを持ち、CHANGEしていくことが、
どれだけ困難なのか、そして、恐怖の抑圧が
いかに簡単に間違った選択をさせるのか
アメリカ国民はこの8年間で痛いほど学んだんだと
思う。
そして、数年前には絶対に不可能だと
誰もが思っていた今回の結果は
恐怖ではなく
希望を信じることを、
アメリカ国民が決断したその証なんだと思う。
オバマのスピーチが終ると
街中に再び歓喜の声が響き、そしてストリートには人が溢れた。
その光景を見て、泣けてきた。
9月11日以降間違いなくNYが最も幸せな瞬間だった。