下北沢Queにて。このライヴをもって無期限活動休止に入るTHE★米騒動。そのために駆けつけたのは盟友tricotとともに、むちゃくちゃ盛り上がった。

こないだインタヴューしたときもそうだったけど、活動休止といっても米騒動の3人はしごくあっさりしたもんで、ギター・ヴォーカル石田は来週からOLやるそうだし、ベース沖田はセンター試験受けるというし、ドラム坂本はとりあえず上京してバンドやるっていってるし、センチメンタルな気分は微塵もなかった……と思っていたんだけど、やっぱり音にはしっかりと今日しかないという思いがこもっていた。『輝かしい未来へ』の曲も最高だった。最後には石田も感極まって、ちょっとだけ未練を覗かせたりもしていたけど、音楽は続けるみたいだし、なんかまた戻ってくるみたいな思わせぶりなことも言っていたし、それは気長に待ちたいと思う。

というか、勝手なことを言うようだけど、このバンドがいなくなるというのはやっぱり日本のロックにとって損失だと思う。もったいない。尖りまくっていて、生意気で、でもぐっとくる、米騒動みたいなバンドは絶対に必要だ。復活するときはまたこの対バンを観たい。ステージ上でもそう約束していたので、そのときのための証拠写真として、2バンド一緒の写真を上げておきます。

あと、tricot、今日はサポートドラマーにFLiPのYuumiを迎えてのライヴだったのだが、すごくハマってた。途中でそのYuumiがいきなり銃撃されて、ピンチヒッターとしてkomaki♂……ではなく、微妙に近い（ロン毛とか）けど違う坂本が登板、“爆裂パニエさん”をやるという「茶番」（byキダ先輩）も、tricotらしい餞別だった。