1月14日にリリースされた盤なんだけど、すげえ聴きまくっています。超気持ちいいし超かっこいい。手ぇ抜いてそうに見えて気合バリバリ、遊び半分に見えてガチ。
栃木・足利のスリーピース。この『RUSH TO THE FUNSPOT』はセカンド。
今のインディーシーンって本当に面白いなと思うんだけど、なんで面白いと思うかというと、そこには何でもいいという自由な気分と、何もないという退屈な気分が当たり前に同居しているから。そしてそのアンビバレントな気分から逃げていないから。だからどのバンドも誠実で、生活の中になじむ。
90年代な気分が帰ってきているような感じもするけど、それよりももっと肯定的で抜けがいいし、わかりやすくポップ。それが「今」なんだろうなという気がするし、だからこのバンドはパンクなんだと思う。
car10のエフェクターがかかりまくった音は、北風がぴゅーぴゅー吹いている真冬の公園の芝生の上でも伸びやかに響くし、暖房が効きまくって淀んだこの部屋の空気にもすっかり溶け込む。
2月15日にレコ発があって、そのメンツもいい感じなので行こうとおもっています。