ツアーファイナルは彼らにとって最大規模の会場となる品川ステラボールでのワンマン。
LACCO TOWERのライブは、観るたびにその愚直さに驚く。
どんな場所でも、どんな相手でも、言葉を尽くし、音にすべてを込め、それが届くまで全力を出し尽くす。曲だけじゃない。MCも、アクションも、すべてがそのために注がれている。
松川ケイスケはじめメンバーの喋りはおもろいし、笑いもたくさんあるが、それが最後には人間対人間ののっぴきならないコミュニケーションに取って代わる。そしてライブが終わる頃には、そこにいるひとりひとりにとって、LACCO
TOWERという存在が少しだけ大きくなっている。
そうやってこのバンドはここまで歩んできたんだろうな、と思う。
愚直で、挑戦的で、迷いなく前に進み続ける4人は、12月31日、初めて幕張メッセのステージに立つ。
初のCOUNTDOWN JAPAN、ひとりでも多くの人の心を掴み取ってほしい、と願う。
