メンバー脱退と活動休止を経て、帰ってきた4人。
新バンド「THURSDAY'S YOUTH」として最初のライブが、渋谷乙で行われた。
なぜ彼らはSuck a Stew Dryをストップしたのか、そしてなぜ再び動くときに、新たなバンドに生まれ変わる必要があったのか。
その必然がよくわかるライブだった。篠山浩生が歌う言葉も、メロディも、バンドの織り成すアンサンブルも、そのひとつひとつが腑に落ちる、自然体でありのままの4人だった。
新バンドのアナウンスとともに公開された”さよなら”という曲のミュージックビデオ。
《優しくしてください 出来ればでいいから》というフレーズが、彼らが戻ってきた場所を物語っている。そして、穏やかさと激情が同居するサウンドが、THURSDAY'S
YOUTHの向かう先を指し示している。
6月には最初のツアーもあります。
Suck a Stew Dry改め、新バンドTHURSDAY'S YOUTH始動。その初ライブを観た
2017.03.09 21:20