3ヶ月以上に及んだ『Are You Coming?』ツアーのファイナル。対バンはMONGOL800。一言、最っ高である。若いオーディエンスの多いフロア相手にも、モンパチは楽々と歌メロを預け、「WANIMA、沖縄に呼びたいなあ。11月にモンパチのイベント(「What a Wonderful World!! 16」)があるんだけど、この場でオファーしちゃってもいいすかねえ」とキヨサクが沸かせる。
そしてWANIMAである。曲によってさまざまな色彩と深みを見せる光真のギターサウンド、ビートと共にますます鋭くなるフジくんの反射的なツッコミと、ツアーを通した成長が至るところに見られる。
でもやはり、パフォーマンスの根幹にあるのはシンガロングを誘発してやまない楽曲だ。旋律が綺麗なだけでは、あんな風にシンガロングは起こらない。歌の物語性と爆発力、いくつもの要因が積み重なって、あの熱いシンガロングは育まれている。終盤、モンパチとファンに寄せる思いを真摯に語った健太にも、今までにないくらいグッとさせられた。後日アップのライヴレポート書きます。(小池宏和)