【速報】10年ぶり! UNISON SQUARE GARDENとクリープハイプを観た
2017.06.08 11:20
6/7 Zepp Tokyo、UNISON SQUARE GARDENプレゼンツ「fun time HOLIDAY 6」の最終日。4月から対バンを招きながら各地を回ってきて、本日12本目のゲストはクリープハイプ。
対バンするのは10年ぶり。クリープハイプのことは11年前から知っていて、当時から我々は「クリープハイプはいい!」と言い続けてきた。だから、今日ここにいる中でいちばん古参のファンだ、俺らに比べればみんなニワカだ──。
というMCで笑わせたあと、それ以降、仲よしこよしな感じで一緒にやりたくなかった、「今!」ってタイミングじゃないとイヤだった、お互いがお互いのライブをまっとうして、ただそれだけですばらしいイベントになる、と思える時にやりたかった、という話を、斎藤宏介はした。
先にやったクリープハイプの時、それに近いようなことを、尾崎世界観も言っていた。
で、まさにその言葉どおりの、本当にすばらしいイベントになった。
空間を「音で埋める」のではなく、「音を置いていく」ことでライブで曲を描くクリープハイプ。
ものすごい情報量とエネルギー量がステージ両側のスピーカーから放ち続けるUNISON SQUARE GARDEN。
それぞれがそれぞれのやりかたで熱狂を作っていくこの感じ、やられました。
いい対バンだったなあ、とつくづく思った。
なおこの翌日、6/8 Zepp Tokyoは、クリープハイプのイベント「ストリップ歌小屋 2017」にUNISON SQUARE GARDENがゲスト出演する、2日続けて出順だけ変えて対バン、というのも、いい趣向ですね。
それからUNISON SQUARE GARDEN、8/9に新しいシングル『10% roll, 10% romance』をリリースすることと、それをひっさげて秋からワンマンツアーを行うことを、アンコールで発表したんだけど、その時の客席のリアクション、ちょっとすごかった。
その反応のあまりの熱さに、「そんなに喜ばなくても。それまでもライブやってるし」と
斎藤宏介、一瞬戸惑っていたが、最後には「わかりました! がんばるから!」と、決意を新たにしていた。(兵庫慎司)