生配信でご覧になった方も多いだろう。バラードコレクションを携えたツアー「graduation」、武道館にて感涙のフィナーレである。神戸公演も見させてもらったのだが、余りにも美しいツアーであった。

人々を結びつけるための歌を積極的に紡いだ『ONENESS』の先で、miwaはこの卒業シーズンにそのメロディと歌声を、ほとんど献身的と言ってもいいぐらいの姿勢で人々のために使った。向上し続ける歌唱力によって、触れる者の記憶と心に激しく揺さぶりをかけてくる。

今夜は、ハジ→やバイオリニスト・宮本笑里とのコラボもあって豪華。明確な目的を持った音楽は響きも美しいし、伝わる、ということは奇跡的なまでに尊い。miwaはどんどん凄いアーティストになってゆく。後日アップのライヴレポートを書きます。（小池宏和）