【速報】UVERworld、さいたまスーパーアリーナの男祭りに燃える
2017.02.11 21:35
開演前からアリーナを震わせる、雄々しく暑苦しい声、声、声。やっぱ、これだな。横浜アリーナから2年、神戸ワールド記念ホールから一年半、日本最大級の男祭り「KING'S PARADE 2017」へと辿り着いたUVERworldである。
「お前らさあ、すごい勢いあるけど、普段なにしてんの? 相当、面倒臭がられるでしょ?」「お互いの情熱を、ちゃんと確認するための具体的な時間が、必要なんだよな」。TAKUYA∞はそう言っていた。
UVERworldの男祭りは、節目の大切なライブではあるけれど、決して到達点ではありえない。必ず、次のライブの大きな歓喜に、明日からの生活に、繋がるものでなくてはならない。日々、周囲から面倒臭がられているような男が集まるとはそういうことだ。
最高に熱いけれども、同時にむさ苦しくて馬鹿馬鹿しい、女子を招くにはちょっと気恥ずかしいような、申し訳ない気持ちになる類の集まりなのだ。理解して貰えるだろうか。僕の知る限り、史上最も熱狂的な男祭りであり、同時に史上最も美しい男祭りだった。その理由を、後日公開のライブレポートに詳しく書きたいと思う。
終演後、誠果は以前からの目標である男祭りの東京ドーム開催をあらためて確認し、真太郎は「デビュー以来ずっと支えてくれた、女子Crewがいてくれてこそやぞ!」と告げていた。責任は重大だ。(小池宏和)