スタジオコーストで開催された「やんごとなきツアー」のファイナル。
打首のライブを観る度、楽しさを生むために張り巡らされたアイデア、そしてその繊細さに改めて驚かされる。

爆笑を巻き起こしたオープニング映像、VJを駆使した演出も去ることながら、三三七拍子での「鮪の刺し身」や、歌詞に配された料理名、二郎のトッピングなどなど、とにかく「発音した時に気持ちがいい」ことへの並々ならぬこだわりが見て取れる。
彼らの楽曲の鮮度が落ちない、もっと言ってしまうと決して出落ちにならないのは、そういった言葉のチョイスの妙や鉄壁のアンサンブルという、楽曲において真っ当過ぎる向き合い方をしているから、そしてバンドの土台がしっかりしているからに他ならない。

この日のライブも、練りに練られた趣向でパンっパンの会場を大いに盛り上げた。
そして、武道館ワンマン、それに向けたいくつかの動きを発表！ （詳細はこちら　http://sp.ro69.jp/news/detail/158193）
打首が武道館で何をやってくれるのか、今から本当に楽しみだ。今日のライブを観て、期待度、高くなってます。

ちなみに、昨年のインタビューで会長は武道館ライブについて言及しています。（こちら　http://ro69.jp/feat/uchikubigokumondoukoukai_201608/page:1）ぜひ読んでみて下さい。（齋藤毅）