【速報】L’Arc~en~Cielの結成25周年ライブを観た!


L'Arc~en~Cielの「25th L'Anniversary LIVE」東京ドーム公演2日目を観た。“虹”から始まり終始涙腺を崩壊させまくるセット。豪華絢爛な演出の数々。このバンドは自分が4歳の頃からスタートしたのだと考えると本当に信じられないし、素直にめちゃくちゃ感動した。

hydeが「ここまでの道のりはすごく長かった。近道もしたけど遠回りもいっぱいして」と語っていたけれど、彼らの25年間は活動そのものがロックの原理を体現しているというか、逆襲と挑戦の道を歩んできたのだろうと思う。苦しい状況になってもその度にパワーアップしてきたからこそこの日の「まだまだ負けるわけにはいかない」(hyde)という言葉が力強く響いたし、そんな彼らだからこそ、ロックを極めた果てに多くの人を楽しませるエンターテインメント性と人生を揺り動かすほどの芸術性を獲得するという絶景を描き出せたのだ。

そしてこの25年、彼らはリスナーの想いに応え続けてきた。またいつライブを観られるのだろうとこんなにやきもきさせられるバンドは他にいないけれど、必ずまた観られるはずだとこんなに楽しみに思わせてくれるバンドも他にいない。何より締めに“瞳の住人”を演奏したという事実がすべてを物語っている。とにかく今は、これまでの彼らに最大限の拍手を送るとともに、これからの彼らを心から楽しみに待ちたいと思う。(秋摩竜太郎)