Papa Roachのラス曲、"Last Resort" による「あの頃」余韻が失せぬまま、それこそ「あの頃」の帝王、Limp Bizkitのセットに突入。
"My Generation""Rollin""Take A Look Around""Break Stuff"と、とにかく「あの頃」の鉄板ソングを惜しみなく連発し、その健在ぶりを大いにアピールしていた。
途中で「俺たちはRage Against The Machineじゃねえ。勘違いするなよ」とか言いながら、RATMのカヴァーをやってみたり、Guns N' RosesやMetallicaの中途半端なカヴァーもかましたり、とにかく客を楽しめさせる点においては相変わらずの無敵ぶりを披露。
「あの頃」はロック界きっての嫌われ者のフレッド・ダーストだったが、ひたむきにエンターテインに徹するステージ上の彼はただひたすらカッコ良かった。
ウェスの変態的ギターもキレッキレで最高。(内田亮)