人生丸ごと抱き締めるような包容力があるのは、竹中雄大の人生が決してなだらかではなく、そして5人がこの5人であることで乗り越えてきた軌跡が、その音に凝縮されているから。そのことが、渾身のセットリストから思いっきり伝わってくる。
ただでさえ音楽的進化を見せつけた『PYRAMID』の曲たちは、24公演のホールツアーを経てバッチバチに仕上がっていて、それがアリーナいっぱいに鳴り響いたときの爽快感たるや! この音に包まれた僕らは、明日からの日々をまた頑張れる。そう思えるライブだった。
それにしても、建築士も犬のブリーダーも新幹線の車掌も(MCで拾われていたお客さんの職業)、それぞれの人生に寄り添ってしまうNovelbright、やっぱすごい。(畑雄介)