ジョニ・ミッチェルの無事を祈りながら


ジョニ・ミッチェルが緊急入院したという昨日のニュースに動揺し、祈るような気持ちで帰宅後CDを聴いていた。愛に生き、女性であることと自分の才能を肯定しながら、ありのままの姿で表現した作品は、「アナ雪」世代にも改めて聴いてほしいと思った。
ひきこもりを堂々と高らかに肯定した“レット・イット・ゴー”のように、自分の業や敗れた恋や逃避行をポップに歌い、「ありのまま」思想を体現しながら成功したおそらく初めての女性シンガー(フランソワ・サガンとか与謝野晶子とか女流作家はいたけれど)なのだから。

そんな彼女が、98年4月にビョークとデュエットした時は本当にワクワクした! まさに史上最強の「ありのまま」姉妹。
http://jonimitchell.com/chronology/detail.cfm?id=1694
写真は、RO本誌の98年9月号に掲載されたもの(隣にはグレアムの初ソロの広告が)。

今後もニュースにて、情報をお知らせする予定です。(井上貴子)
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