全世界のiTunesなどでも配信がスタートした。
先週は、CS&Nのクロスビーとナッシュも参加した“天国への小舟(リチャード・ライトに捧ぐ)”のティーザー映像が公開されたばかりだが、発売日の23日までちょっと目が離せない感じ。
元ピンク・フロイドのキーボーディスト、故リチャード・ライトに捧げられた“天国への小舟”が、ピアノをフィーチャーした壮大なバラードだったのとは対照的に、“Today”はかつてないほどポジティヴな楽曲なのも印象的。
「“Today”という曲は、実はボツにした数曲を組み合わせてフィル(・マンザネラ/共同プロデューサー)が再構築して作りあげてくれた曲なんだ。僕はとっくに忘れてた曲をね。
彼が色々見つけてきて“いい曲だし使おうよ”、“一緒にして使ったら?”とか言って曲に仕上げていくんだ.。これはフィルの才能だね」
と、ギルモアは映像の中で説明している。
またバックコーラスは、“マイ・ワン・テンプテーション”(1989年)のヒットで知られる
UKソウル・シンガーのマイカ・パリ(ミーシャ・パリス)&ルイーズ・マーシャルが参加。
そのレコーディング風景の映像も収録されている。
「ピンク・フロイド時代もソロ時代もコーラスは昔から好きでね。
起用したバックコーラスが大活躍した『狂気』のようなアルバムもあったね。本当に楽しいんだ」
“天国への小舟(リチャード・ライトに捧ぐ)”ティーザー映像はこちら。
同時に公開された“午前5時の旋律/5 A.M.”のオーケストラとのレコーディング風景を収めたティーザー映像はこちら。
個人的には、ロバート・ワイアットが参加した“黄色いドレスの少女”が気になっていて、早く聴きたい…。
ロッキング・オン最新号ヘッドラインでも、大鷹駿一さんによるレヴューを掲載中!(井上貴子)