ボス祭、絶頂!『ザ・リバー・ボックス』ついに発売された!スプリングスティーンと過ごすクリスマス・イヴイヴ

ボス祭、絶頂!『ザ・リバー・ボックス』ついに発売された!スプリングスティーンと過ごすクリスマス・イヴイヴ
す、すごい重要感! パッケージも、中身(4CD+3DVDに写真集)もずっしり詰まった『ザ・リバー』35周年記念限定版7枚組ボックス・セット、現物は想像以上の迫力だ。11月に出た『明日なき暴走』40
周年記念盤ボックス・セットとコンプリート・ベスト『エッセンシャル~』が豪華な前菜にすら思える、とんでもないメインディッシュというか。
当初16日発売予定だったのが、23日に延期となったのも、これを見ると納得してしまう。

初の全米No.1にして、アメリカン・ロックの金字塔『ザ・リバー』は、もともとは違うタイトル(『タイズ・ザット・バインド』)で79年にリリースする予定だった作品を、ひっくり返して翌年2枚組で発表されたアルバムだった。
アメリカの抱える様々な問題や葛藤と生活者の視点で正面から向き合いながら、それをポップとして鳴らしたところが画期的、というのもファンなら知っての通り。

そしてこのボックスが凄いのは、その紆余曲折の道のりがすべて詰まっているところなのだ。
『ザ・リバー』の初期テイクや別ヴァージョン、未収録曲、そしてライヴ映像によって、スプリングスティーンがアメリカン・ロックの最重要人物として覚醒する瞬間がドキュメントされている。
あまりのヴォリュームに、まだ全然聴ききれていないが、これからじっくり向き合います。

ちなみに年明け1月17日~WOWOWで、ボスとファンとの絆にスポットを当てたドキュメンタリー『SPRINGSTEEN & I
』も放映される。映画『エイリアン』、『ブレードランナー』のリドリー・スコット総指揮のもと、スプリングスティーンのライヴを軸に、世界中のファンがボスの楽曲とどう向き合ってきたのか、が描かれるユニークな作品。
『ザ・リバー』のテーマともかかわってくるのが興味深い。   

先日米TV番組「サタデー・ナイト・ライヴ」に13年ぶりに出演した映像はこちら。  (井上貴子)
“The Ties That Bind”

“Meet Me In The City”

エンディング“サンタが街にやってくる”ではサプライズでポール・マッカートニーも飛び入り!

ブルース&ポールの2ショット写真はこちら。
https://www.facebook.com/brucespringsteen/photos/a.96223415249.118123.7401700249/10153674053680250/?type=3&theater
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