パブリック・イメージ・リミテッド、最大の挑戦『メタル・ボックス』を語る!

パブリック・イメージ・リミテッド、最大の挑戦『メタル・ボックス』を語る!

「俺はスターになんかなりたくないって、初めっから世の中にハッキリ言ってたはずだぜ。俺が自分の信念と違うことをやったか?どこで俺が変わったっていうんだ?」

ピストルズ解散後のジョン・ライドンの半生を描いた新ドキュメンタリー映画『The Public Image Is Rotten ザ・パブリック・イメージ・イズ・ロットン』が遂に今夏から日本でも劇場公開される。78年に「固定メンバーによる通常のバンド形態ではなく、流動的なメンバーによるフリーフォームなアート集団」としてPiLを結成して以来、アルバム毎に斬新な手法を提示し「パンク以後」を模索してきた彼らの作品は多くのアーティストにインスピレーションを与え続けている(映画中でもレッチリのフリーやジンジャー・ベイカーetc.が各自の“ジョン・ライドン観”を語っている場面は必見)。更に最近の欧米シーンに続出している新人バンドの多くが「80sポスト・パンク/ニュー・ウェイブ」をサウンドの基点にしているのを見ても、このムーブメントの先導者だったPiLの影響力の大きさが窺える。

本インタビューはそんなPiLが最初の芸術的ピークを迎えた『メタル・ボックス(79年)』の発表直後にジョンとキース(・レヴィン)を直撃したもの。ダブやクラウトロックを採り入れた画期的な傑作に至るまでの過程が手に取るように解る貴重な発言集だ。(児島由紀子)



パブリック・イメージ・リミテッドの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』9月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

パブリック・イメージ・リミテッド、最大の挑戦『メタル・ボックス』を語る! - 『rockin'on』2021年9月号『rockin'on』2021年9月号

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