インヘイラー:アイルランド発のロックの希望、待望の第2章スタート! 次号ロッキング・オンに、インタビュー掲載

インヘイラー:アイルランド発のロックの希望、待望の第2章スタート!  次号ロッキング・オンに、インタビュー掲載 - rockin'on 2023年3月号 中面rockin'on 2023年3月号 中面

インヘイラー、待望のニューアルバム『カッツ&ブルーゼス』がついに完成! デビューアルバム『イット・ウォント・オールウェイズ・ビー・ライク・ディス』がイギリス&アイルランドで初登場1位、ギターミュージック復活の気運を担う新星として最高のスタートダッシュを飾った彼らだけに、新作へのプレッシャーもけっして小さくはなかったはずだ。

しかし、『カッツ&ブルーゼス』は新人バンド界隈でよく言われる「セカンドアルバム症候群」を真正面から突破し、インヘイラーらしい真っ直ぐ伸びやかな成長を遂げた快作に仕上がっている。

先行シングルの“ディーズ・アー・ザ・デイズ”、“ラヴ・ウィル・ゲット・ユー・ゼア”が共にどこまでもグッドヴァイブなギターアンセムだったように、アルバムもより良き明日に向かっての足取りに迷いがない。前作から引き続き(元パルプの)アントニー・ゲンがプロデュースを担当、馴染みの顔ぶれと作ったことにも、彼らが明確な指針を持って今作に取り組んだことがうかがえる。

インディギターも、シンセポップ、アンビエントもとりあえず全部やる!と前のめり気味だった前作とは対照的に、「リリカルなメロディとアンセミックなギター」を掲げた王道中の王道たるギターバンドとしてのコアへの確信を深めた上でシンセを鳴らし、カントリー etc.新しいことにもチャレンジしているため、余裕を感じるのだ。

パンデミックが制作を直撃した前作に対し、『カッツ&ブルーゼス』はポストコロナの解放感の中で曲作りとレコーディングが行われている。そのためだろうか、《のんびり行かなくちゃ 我が友よ 愛がそこに君を連れて行ってくれるはず》と歌う“ラヴ・ウィル・ゲット・ユー・ゼア”を筆頭に、今作はどこか癒しや温もりを感じさせるアルバムだが、果たして……? 答えは次号インタビューをお楽しみに! (粉川しの)



インヘイラーの記事は、現在発売中の『ロッキング・オン』3月号に掲載中です。ご購入はお近くの書店または以下のリンク先より。

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