現在発売中のロッキング・オン7月号では、ヤングブラッドのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「主人公のカフカにすごく共感したよ。
彼が抱く内なる葛藤、このパワーは危険なものなんじゃないか、いつか自分が この力に乗っ取られてしまうんじゃないかって」
●新曲の“Abyss〜”が大きな話題になっています。昨年の来日時に『怪獣8号』を読みながら楽曲制作をされたようですね。
「日本での初の単独公演で東京にいたときに、『怪獣8号』って漫画が面白いから読んでみなよって薦められたんだ。同時に、テーマ曲を探しているって話も聞いて。そのときは日本に3週間くらい滞在してたんだけど、気づいたら日本という国や文化が大好きになっていて、漫画にも興味が出てきた。原作を読むのと曲を書くのがほぼ同時くらいだったんだけど、本当にものすごく貴重な経験だったね」
●漫画を読んだ感想はどうでした?
「主人公のカフカにすごく共感したよ。彼が抱く内なる葛藤というか、彼は善悪について、自分はこの強大な力を使うべきなのか迷うんだよね。このパワーは危険なものなんじゃないか、いつか自分がこの力に乗っ取られてしまうんじゃないかっていう。誰でも人生において難しい決断を迫られる場面はたくさん{あるからさ。それに僕はホラー系とかゴア系もすごく好きだし、そういう意味でも『怪獣8号』の描写はかなり生々しくて血まみれでいいよね」
●アニメと言えば、オリヴァー・サイクスとの曲“ハピアー〜”でも、リリックビデオでアニメーションが効果的に使われていましたね。
「そう、しかもあの曲はMVも全編日本で撮影したんだよ。ツアーして本当に日本が大好きになったから敬意を表したかったし、自分の作品にも日本のカルチャーを取り入れたかった。だから“ハピアー〜”と“Abyss〜”は僕からの贈り物というか、日本が大好きだって言いたかったし、永遠に何度でも日本に戻れることを願っているよ」
●ではアニメが重要な影響源の一つというよりも、日本愛を表現したものに近い?
「そうだね。もちろんアニメも漫画も今はすごくリスペクトしているけど、実は日本に行くまではそれほど思い入れがあったわけではなくて。元々かなりイギリス人的なところがあるし、そんなにハマってなかったけど、実際に来てみたら度肝を抜かれたし日本が好きになったし日本のカルチャーに恋してしまったわけなんだ」
(以下、本誌記事へ続く)
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