現在発売中のロッキング・オン12月号では、ジミー・イート・ワールドのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
●まず、rockin’on sonicに出演が決定した心境を教えてください。
ジム「みんなすごく楽しみにしてる。新しいフェスティバルの第1回に出演できるというのが光栄だよ。誰かが何か新しくて面白いことをしようとしているときに、このバンドのことを思い出して呼んでくれたわけだからね。実は初開催だっていうのは知らなかったけど、それを聞いて改めて嬉しいし、余計に楽しみだよ」
●rockin’on sonicのラインナップを見た印象はいかがでしょうか。
トム・リントン(G/Vo)「実はまだラインナップを見てないんだよね」
リック・バーチ(B/Vo)「プライマル・スクリームが出るのは本当?」
●はい。
リック「楽しみだな」
●あとはウィーザー、デス・キャブ・フォー・キューティー、マニック・ストリート・プリーチャーズ……(と全アクトを紹介)、あとパルプです。
一同「おお!」
ジム「それは最高のフェスティバルだ。僕が普段から聴いているバンドもたくさんいるし、すごくいいね」
●観たいアクトなど、楽しみなことがありましたら教えてください。
ジム「フェスティバルに出演するって話すと、すごく楽しそうだと思われるけど、本気でめちゃくちゃ観たいバンドが自分の出番と被っていて絶対に間に合わないことも往々にあって。いや、もちろん出演するのは楽しいんだよ。まあ贅沢な悩みだね」
●可能なら他のバンドを観たいと?
ジム「そうだね。最初のロラパルーザがアリゾナで開催されたのが、僕らがバンドを組んで本気でやり始めた時期なんだよ。フェスティバルというと、その少年だった頃の気持ちが蘇るというか。ロックフェスティバルに行くことに超興奮している自分のなかの少年が今もいるんだ(笑)」
ザック・リンド(Dr)「あと、個人的に言うとフェニックス(地元)にいる間はあまりライブに行かないんだ。だからフェスティバルは、観たいバンドを観るまたとないチャンスになっていて。すごく好きなバンドだったり、ちょっと観てみたいと思っていたバンドだったり。それはフェスティバル出演の醍醐味のひとつだね」
ジム「わかる。フェスティバルは見逃したバンドを見るチャンスだよ」
トム「しかもタダでね(笑)」
ジム「そう、タダで! しかも出演者は快適なトイレが使える(笑)」
●(笑)。先ほども名前を挙げましたが、rockin’on sonicには、デス・キャブ・フォー・キューティーやウィーザーなど、同時代に「エモ」と呼ばれていたバンドたちも出演します。ムーブメントのようにまとめられて歯がゆい思いもされたかもしれませんが、ご自分たちも含めて現在もサバイブし続けているバンドたちを見て、どのように思われますか?
ザック「少なくとも自分たちは、ジャンルで注目することはあまりなかったね。名前が挙がったバンドに関して言うと、多くの人が彼らを好きなのは曲がいいからであって。素晴らしいソングライティングはジャンルを突き抜けるから。ウィーザーやデス・キャブはそれを長年やり続けてきたバンドだと思う。自分たちもそういうバンドを目指してやってきたしね。彼らは自分たちが入れられたジャンルを超越するようなやり方で支持者を獲得してきたんだ」
ジム「今まで続けていること自体がもう優勝だと思う。今ザックが言ったことに近いけど、そのバンドに需要があるってことは本当にうまいってことだし、デス・キャブもウィーザーもプロフェッショナルなんだよ」
(以下、本誌記事へ続く)
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