現在発売中のロッキング・オン4月号では、イングリッシュティーチャーのインタビューを掲載!
以下、本インタビューの冒頭部分より。
「何者も目指していないし、自分たち以外の何者かの影響が入り込むことを暗に拒否しているの」
●あなた達のライブは、凄まじく複雑で緻密なことを感覚的、直感的にやっているように見えるのが特に凄いと感じたのですが、ライブに臨むマインドはプログレ的な構築性、もしくはパンクやジャズのような即興性のどちらが近いですか?
4人「おお!」
ダグラス(・フロスト/Dr)「めちゃくちゃ即興が行われてることはたしかだよ。まあ、ドラムが気軽に即興しやすいのもあるけど(笑)」
リリー(・フォンテイン/Vo)「普通に受けて立ちますけど(笑)? でも、ほんとそう。全部総動員しながら、その場で作り上げていく。今、バンドを始めた頃、何を目指してたっけ?って思い出そうとしてるんだけど、全然何も思い浮かばない。それが素直にうちらの答えってことじゃないのかなあ……何者も目指してないし、これが素っていうか。むしろ自分達以外の何者かの影響が入り込むことを暗に拒否してるのかも」
●2024年はイングリッシュ・ティーチャーにとって大飛躍の年でした。デビューアルバム『This Could Be Texas』は大評判を呼び、マーキュリー・プライズにも輝きました。このブレイクスルーは、あなた達がバンドを始めた当初のビジョンと比べどのくらい飛距離がありますか?
ダグラス「いや……もうね、今ここでバンドが終了になっても後悔しないくらい」
4人「(爆笑)」
リリー「いや、そういう縁起悪い発言やめて(笑)」
ダグラス「違う違う(笑)、ここで言わんとしてるのは『一体どこまで天井を更新し続けてるんだ?』って話で! 『いつかこうなったらいいよなあ』っていうのを、だいぶ前に余裕で更新しちゃってる(笑)。ここまで来ると、次に何が起ころうが『……で、次はどんなサプライズな展開が待ってるの?』みたいな、もはや耐性ができてる(笑)。達成したい目標のリストのチェック項目を全部クリアして、新しい目標リストを作っても、即クリアされるっていうのが短いスパンで一気に起こったのが2024年って年だった。まさに怒涛の一年だった」
(以下、本誌記事へ続く)
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