サード・サマー・オブ・ラヴ?
2009.10.02 15:24
宮嵜のブログでも、粉川のブログでも
Pitchforkでも、NMEでも、
大大大絶賛されているサンフランシスコ出身男子2人組、
ガールズ(girls)のアルバムが、確かにすごい。やばすぎ。
イギー・ポップの名曲と同名の
“Lust For Life(生の渇望)”という曲から
アルバムは始まり、
やけくそのような60sバブルガム・ポップが炸裂する。
でも、それは
単なる過去への憧れではなく、
「今」「ここ」の人生のために開き直るしかなかったという
切迫感があり、
そこには前に進んでいくための強烈な意志がある。
この音から溢れ出すポジティヴさはなんなのだろう。
そして、ザ・ドラムス(The Drums)にしろ、
ミュージック・ゴー・ミュージック(Music go Music)にしろ
降って湧いたように、
次々とそういう1967年そのまんまのようなバンドが現れている。
これは、もしかして、ひょっとすると、
サード・サマー・オブ・ラヴなんてことに
なったりするのだろうか?
でも、こうやって僕達の生を肯定するバンドが
どんどん現れてくれるのは本当に嬉しい。
金のためでも、歴史考証のためでもなく、
ロックは、そもそも僕達の人生をどうにかするために
鳴らされるべきだと思う。
http://www.myspace.com/girlssanfran
http://www.myspace.com/thedrumsforever
http://www.myspace.com/musicgomusic
これは3バンドのmyspaceリンク。(古川)