ダイアン・バーチ@クアトロ
2009.12.10 23:02
じわじわと売れ続けて、
実はきっちりとしたセールスを上げている
シンガー・ソングライター、ダイアン・バーチ。
キャロル・キングを彷彿とさせる
その声を聴いて、一発で気に入ってしまったクチだが、
初となる来日公演に行ってきた。
1曲目の“フォーギヴネス”はスタンドマイクで歌って、
2曲目の“チュー・チュー”からはピアノに座って歌う。
スタンドマイクのときは20代の少女の顔も見えるが、
ピアノに向かって歌い出したら、一瞬にして
完全に60〜70年代の大御所シンガーへと変貌する。
一体、今はいつの時代か、疑ってしまった。
ヴォーカリストとしての実力は評判通りだし、
事務所もしっかりしてあるとこだけあって、
バンドの音もきっちりとしている。
アルバムの曲を全曲やり、
未発表曲もやって、
ジングル・ベルも歌って
トム・ペティのカヴァーもやっていた。
今できることは全部見せてくれたライヴ。
サービストークかもしれないが、
もう一度来たいどころか、日本に引っ越したいと言っていた。
もう一度観たいな。(古川)