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    改めて、これがロードの底力、ロードのルーツかあ……レインボウ/ザ・カルトの カヴァー

    改めて、これがロードの底力、ロードのルーツかあ……レインボウ/ザ・カルトの カヴァー

    先日、発表された第56回グラミー賞のノミネーションだが、最優秀レコードや楽曲など、4部門の候補となったロード(http://ro69.jp/news/detail/92356)。
    ニュージーランドよりいきなり現れた、先月17歳になったばかりの少女こそ、年末の洋楽トピックをかっさらった最大の現象と言えるだろう。

    そんな彼女が12歳のときに出場していたバンド・コンテストの映像が先月流出されていたが(http://ro69.jp/news/detail/92356)、いや、すみません、さっき初めて観て、ビックリした。
    そもそも12歳のバンドがレインボーの”銀嶺の覇者 Man on the Silver
    Mountain”と、ザ・カルトの”エディ(チャオ・ベイビー)”をカヴァーしているのがおかしい。
    しかも、レインボーを歌う前に、ちゃんと、「リッチー・ブラックモアのレインボーの曲で、歌はロニー・ジェイムス・ディオ」と紹介しているし。

    後者のザ・カルトのカヴァーに関しては、実際にカルトのイアン・アストベリー自身がロードの演奏に対して「彼女が歌う自分の曲には心がとろけてしまう。とても美しい。彼女みたいに若くてパワフルな女性が、あの曲をやってくれたのは嬉しい限りだよ」と発言している。

    http://www.rollingstone.com/music/videos/ian-astbury-on-lordes-cult-cover-it-just-melts-my-heart-20131212

    オリジナルはこちら。アンディ・ウォーホールのミューズ、モデルのイーディ・セジウィックに捧げられた曲です。
    懐かしい。好きだったな、この曲。

    そしてロード2発。

    Tennis Court

    Royals

    現在発売中のロッキング・オン1月号で、Character Of The Monthとしてフィーチャーしているロード。
    この若き才能から目は話せません。(内田亮)
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