クイーンを観た

クイーンを観た

アダム・ランバートがヴォーカルのクイーンてどうなんだろう?と誰もが思っていたはずだ。
でもとても良かった。
ポール・ロジャースがヴォーカルを務めたときはシュアな歌で勝負していたが、
アダムはフレディのショーマンシップも含めて再現しようと努力していて、それは果たせていたと思う。
ブライアン・メイのギターもロジャー・テイラーのドラムも充分すぎるほど健在。
コーラスも逞しかった。
セットリストも文句なし。
フレディのライブ映像とのシンクロや、70年代の来日時の映像の演出も良い感じだった。

フレディを思い出させる演出や曲目がかなりあるのに、悲しい感じがしない。
ポジティブな感じだけが会場を包んでいる。
フレディだからだろう。
フレディ・マーキュリーは歌とその姿を通してポジティブな力だけを、愛だけを僕らに残してこの世を去った。
それを讃えて、今のメンバーの健在ぶりを喜び合って、新しいヴォーカリストに光を当てて、そして僕らも力をもらえて、
みんなが幸せになれる場だった。
素敵なライブ、観てよかった。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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