予想を超えてよすぎる、Ryan Adamsのテイラー・スウィフト『1989』全曲カヴァー・アルバム

予想を超えてよすぎる、Ryan Adamsのテイラー・スウィフト『1989』全曲カヴァー・アルバム

他のアーティストの最新アルバムを丸々カヴァーするなんて聞いたことなかったから興味はあったけど、
Ryan Adamsだからそれは絶対いいものになるはずと思っていた。
でもそんなレベルではなかった。
アーティストが他のアーティストを深く理解し、アルバム全体の意味と素晴らしさを理解し、
愛情を込めて、しかも自分の音楽として新たに作品化するという途方もなく知的でクリエイティヴなプロセスがここに実を結んでいる。
録音はラフだが、非常に濃密な作品。

アメリカのポップ・ミュージックの本質を見極めるための「2つの視点」という意味でも興味深い。
楽曲が素晴らしいからこそ、こういうことが起きたのだ。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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