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    GLIM SPANKYの赤坂BLITZ公演を観た

    GLIM SPANKYの赤坂BLITZ公演を観た
    本当にいいバンド。本当にいいライブ。

    今の若手ロックバンド・シーンの中ではど真ん中ではなくて異色の存在と言われているが、ロックという言葉の本来の意味においてはこっちの方がど真ん中である。
    まあそんなことは音楽にとってはどうでもいいんだけど。


    20代のバンドとはとても思えない骨太なギターとブルージーな歌。
    70年代の洋楽ロックを引き合いに出して語られることが多いが、
    今日のライブを観てもうそれはやめるべきだと思った。
    つまりGLIM SPANKYの音楽は「自分達のありのままの感情を、そのままストレートにリズムとコードとメロディーと言葉で歌にしたらこうなった」
    ということであって、
    古いとか新しいとか洋楽がとか、何の意味も持たないということがよくわかった。
    今を生きている20代としての彼女たちの感情の形そのものが、GLIM SPANKYの音楽の形となっている、それだけのことなんだということが生々しく伝わってきた。

    これから大きくスケールアップしていくのが確信できる、素晴らしいライブだった。
    山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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