DIR EN GREYの京のもう一つのバンドsukekiyoのライブ、
渋谷www xで観た。
sukekiyoもかなりライブを重ねて、多面性を帯びてきた。
妖艶な歌のメロディーがまとわりつくようなライブもあれば、
歌詞の物語を絵巻のように見せられるライブもある。
また、まるでポスト・パンク/ニューウェイヴに侵された80年代のアンダーグラウンド・シーンを彷彿とさせるライブもある。
今回、僕の印象では、ポスト・パンク/ニューウェイヴの空気感に包まれた中で、ロバート・スミスやピーター・マーフィーな出で立ちの京がエッジーに歌い舞う、
そんなゴシックな夜だったと思う。
まあ「ハロウィン殺しの儀」だからさもありなん、だが。
その日その日の色はどうあれ、こんなに心・体・技を尽くした演奏と歌と舞を毎回観せ聴かせるバンドはそうはいない、とsukekiyoは思わせてくれる。
MCもない、最後の曲まで拍手もない、張り詰めた空気だが、
そこには暖かいものが行き来している。
一昨日観たsukekiyo
2016.12.23 14:51