休憩を挟んでの二部構成、2時間半弱の壮麗なライブだった。
キャータンが脱退して3人編成になったことで今のシガー・ロスは明らかにタイトでソリッドな面が全面に出ている。
ふわっとした淡い色合いが薄れて、モノトーンに近い感触だ。
ではストイックになっているのかといえばそうではなくて、そのタイトでモノトーンな音が研ぎ澄まされて極彩色の光を放っている。
以前よりもハイパーなのだ。
映像も照明も、以前の幻想的で詩的なものからLEDやストロボのバキバキしたものに変わっている。
キャータンの脱退は必然だったんだなあと、これを観たら思えた。
2000年のサマソニでの初来日を観てからもう17年。
2017年のシガー・ロスが最新のアップデート・バージョンだったことがすごく心強くて嬉しい。
シガー・ロスを国際フォーラムで観た
2017.08.01 23:00