ウルフ・アリスの新作『ヴィジョンズ・オブ・ア・ライフ』をいち早く聴いたが、これがめちゃくちゃいい。
ノイジーなポスト・パンク、ポップなエレクトリック・ファンク、ネオ・グランジと、前作以上にいろんなスタイルの曲が並んでいて、しかもそれが全部いままでに聴いたことのない全く新鮮な音楽になっている。
エリー・ロウゼルの新しいメロディー感覚と、声の自由さによってそうなっているのだ。
エリー・ロウゼルは新しい世代のシンガーの中でも抜きん出た未来的なメロディー感覚の持ち主で、
でも歌い方や声の使い方は60年代70年代のロック黎明期のシンガーのようで、その未来と過去が溶け合う感じがミステリアスで魅力的。
そんな彼女のシンガーとしてのポテンシャルを活かし切ったアルバムになっている。
新しい世代で、バンドで、ロックで、ここまでの傑作はそうはない。
素晴らしい。
リリースは9月29日。
これはぜひ聴いてほしい。
ウルフ・アリスの新しいアルバムが最高だ
2017.08.16 21:03