予想通り、これまでよりもサイケ色がさらに深まっている。
今年出た2ndアルバム『VOLCANO』は、サイケをさらにマニアックに追求したことでよりカラフルによりポップになった作品だった。
ほんとはあぶないドラッグをいろいろ混ぜたら甘いドリンクが出来上がった、そんなアルバムだった。
サイケ、プログレ、エレクトロまで、ポップの中毒性を次々に試しながら酩酊していくような、そんな体験をもたらす作品だった。
それが凄まじい爆音で実践されたのが今日のライブだった。
ステージの上にはおびただしい数のエフェクター、そしてギター・バンドにもかかわらず2台のオルガン。
聴覚と平衡感覚が少し狂ってしまうぐらい、最高の時間だった。