エレファントカシマシの連続企画、始まります。

エレファントカシマシの連続企画、始まります。
(発売中のロッキング・オン・ジャパン最新号、エレファントカシマシ「Easy Go」ロングインタビュー前文より)



さいたまスーパーアリーナ2デイズ、凄かった。
まずは初日。
総勢18名、トータル3時間以上におよぶ壮大なライヴで、5年前の、初のさいたまスーパーアリーナ公演の時は、派手な演出や豪華なアレンジに「あえて挑戦!」みたいなハラハラ感があったが、今回は実に似合っていて堂々としたものだった。
“笑顔の未来へ”と“桜の花、舞い上がる道を”をさいたまスーパーアリーナの花道で華やかに歌う姿は、30周年を迎えた今のエレカシのハイライト・シーンだった。


そして2日目はスピッツ、ミスチル、エレカシの対バン。

J-ROCK、J-POPの最高水準に立つ日本を代表する3バンドであると同時に、80年代にバンドをスタートした同世代でもあり、そしてまた一度のメンバーチェンジもなく活動してきたレジェンドでもあるのだから、もうこの競演が決まった時点ですでに奇跡である。

そして言うまでもなく、3バンドとも凄まじい演奏と歌だった。
スピッツの曲とマサムネの声の至上の心地よさ。
ミスチルの桜井の声と体から放たれるエネルギーの凄さ。
そしてライヴの行方がどっちに行こうがそこにリアルなロックが現出するエレカシ宮本の感性とパワー。
本当に奇跡の3バンドだった。

スピッツはエレカシの“浮雲男”をカヴァーし、メンバー全員黒のジャケットを着たミスチルは“太陽ギラギラ”のカヴァーと“やさしさ”の頭を歌ってから“名もなき詩”へと繋いだ。
アンコールでマサムネも桜井も歌った全員での“ファイティングマン”はエレファントカシマシの30年の最高のお祝いの瞬間だった。


そして、この2日間のライヴで初披露されたのが新曲“Easy Go”である。

ブルーハーツか?ハイスタか?と思わせる、エレカシ初のメロコア曲で、そのテンションとインパクトにまず驚く。
だがそれ以上に曲がいいのだ。
パンクでポップな名曲なのだ。
これまでのエレカシになかった新境地。
進化しまくりである。

この“Easy Go”は、新井英樹の同名漫画が原作のTVドラマ『宮本から君へ』の主題歌となっている。
原作者はエレファントカシマシの大ファンを公言しており、その主人公・宮本浩の名前は、宮本浩次が由来といわれているのである。


そして6月6日にニュー・アルバムがリリースされることも発表された。

なので今回の"Easy Go"のロングインタビューに続いて、来月号では『さいたまスーパーアリーナ公演徹底レポート&インタヴュー』、そしてその次の号ではおそらくニュー・アルバムの超ロングインタヴューをお届けするという、エレカシ毎号レギュラー状態へとJAPANは突入するのでよろしく!
​(山崎洋一郎)
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