ブログのタイトルは悪ノリでつけたし、実際あれだけ男だらけ7万人の姿と声と臭いの中にいるとまずは笑うしかないのだが、でも、この日産スタジアム『男祭り』は間違いなく魂のライブだった。
どこまでも行ける、どこまでも自由になれる、どこまでも自分であれる、どこまでも幸せであれる、音楽でそれをやれる、ということを証明する場がライブであるなら、この日のライブはその最大で最高を記録した瞬間の連続だったはずだ。少なくとも行った7万人の男たち(と888人の女たち)はそれをずっと感じていたはず。
それは男祭りだからということではない。もう今では別に男祭りであること自体にそれほど意味などないだろう。ただ単に、TAKUYA∞らメンバーがそれをやりたいと思ったこと、やろうと決めてそこに全力を尽くしたこと、それだけに意味があるのだ。
凄いライブだった。
これまで何度も彼らのライブを観てきたが、今日は次元が違った。
数曲目から、もうTAKUYA∞の顔つきが違った。
信人もいつもと目つきが違った。彰はなんだか活き活きしていた。克ちゃんはあえていつもの克ちゃんだったように思う。真太郎は4台のドラ厶セットを駆使して叩きまくった。誠果は開演前のDJを頑張った。
でもそれ以上に、男ども(と女ども)が凄かった。巨大エンタテインメントとはまったく違う意味でのスタジアムライブ、をUVERworldは現実にした。それがたまたま『男祭り』だった、ということなのだと僕は思った。(山崎洋一郎)
男!男!男! UVERworldの日産スタジアム『男祭り』はとことん『男祭り』だった #UVERworld #男祭り
2023.07.30 21:11