渋谷系のささやかな復活
2012.03.18 10:17
b-flower、ネロリーズ、インスタント・シトロン、ハル・フロム・アボロ'98、パラダイスガレージ(豊田道倫)、DMBQ、暴力温泉芸者、エドウィン・コリンズ、フライング・ソーサー・アタック、ザ・ペネロープス、ホワイト・カム・カム……。
あの懐かしいポルスプエスト・レコーズが復活するというお知らせが届いた。
↓↓↓
[ 音楽マーケットが圧倒的な力を誇っていた90年代に存在した「ポルスプエスト・レコーズ」。いわゆる洋楽的な邦楽アーティスト、“渋谷系”と呼ばれた作品をリリースして一時代を築いたレーベルが2012年のいま、音楽イベント『VIVA PORSUPUESTO RECORDS』として復活することになった。3月29日(木)、Port of Notesをメインアクトに迎えて、渋谷SRAVAH東京にて開催される。
1991年から1998年までに、b-flower、ネロリーズ、インスタント・シトロン、ハル・フロム・アボロ'98、パラダイスガレージ(豊田道倫)、ダイナマイト・マスターズ・ブルーズ・カルテット(DMBQ)、暴力温泉芸者、エドウィン・コリンズ、フライング・ソーサー・アタック、ザ・ペネロープス、ホワイト・カム・カム、B-2デプト、フィリップスなどなど、知る人ぞ知るアーティストを輩出したミュージック・ラヴァーなレーベル、それが「ポルスプエスト・レコーズ」だ。
なお、メインアクトのPort of Notesのギタリストである小島大介は、かつて「ポルスプエスト・レコーズ」のスタッフだったことがある。そんな流れから、今回イベント出演へとつながったそうだ。他にも、名物レーベルマスターの秘蔵っ子と噂される日本語、中国語を操る女性シンガーQi Fangや、ゲストアクトとして高鈴の参加が決定している。
当日のライブの模様は、ライブ・レコーディングされ、終演後には会場限定でライブCDが即売されるというのも21世紀ならではの先進的な試みだ。渋谷系と、ソーシャル時代を紡ぐ画期的なレーベル・フェス『VIVA POR SUPUESTO RECORDS』に注目したい。]