3年ぶり開催のエレクトラグライドに行って思ったこと

3年ぶり開催のエレクトラグライドに行って思ったこと

アモン・トビンも電気グルーヴもスクエアプッシャーもフォーテットもフライング・ロータスも素晴らしく良かったし、
お客さんもたくさん入っていてテンションも高く会場の雰囲気も良かった。
3年ぶりの開催だったから、日本の都市型巨大レイヴにどれだけ人が集まってどれだけ盛り上がるのか少し心配だったが、最高のヴァイヴスがそこにあった。
ただ、年齢はやはり高めで、圧倒的に男性が多かった。
下の世代にカルチャーとしてのクラブ・ミュージックがうまく引き継がれていないのではないかとも少し感じた。
ロックもクラブ・ミュージックももっとも分け隔てなく音楽カルチャーとして聴かれたのは90年代から2000年代の序盤までで、
今回のエレグラに集まった人達もやはりその世代が多かった。
そこはちょっと残念。

風営法も大きく関係している。
オールナイトのクラブ営業を制限する風営法。
全くくだらない。
音楽を、ダンスを通して一つの夜を分かち合うこと、
昼とは違うもう一つの世界を音の中で共有することの素晴らしさは、絶対に奪われるべきじゃない。
昼の時間ははたっぷりお前らにくれてやってるんだから、眠る時間を削ってまで、大切な休みの日を削ってまで手にしている夜の時間を奪うんじゃないよ。

こうしたイベントの主催者、クラブ関係者、DJたちはなんとかストラグル、サヴァイヴしてほしい。
山崎洋一郎の「総編集長日記」の最新記事
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