9月9日に待望のデビューアルバム『アイ・ラブ・ユー・ジェニファー・B』をリリースするジョックストラップ。
聴き進めるうちに、次々予想を裏切り期待を上回ってくるポップびっくり箱のようなアルバムであるが、この鮮烈にして奇天烈なポップミュージックがどのようにして生まれたのか、ブラック・カントリー・ニュー・ロードのフジロック出演に伴い来日したジョージア・エラリーに聞くことができた。
どの質問にも天真爛漫に答えてくれたなか、とりわけ話の中でレディオヘッドやフォー・テット、ジェイミーxx、ジェイムス・ブレイク、フライング・ロータスなど、次々と好きな音楽家の名前が飛び出すのが印象的だった。
文字量の都合で本誌には掲載できなかったが、「今思いつく最高の名曲は?」という問いに対しても出てくるのがアリアナ・グランデの“thank u, next”、ハドソン・モホークの新曲、ジョニ・ミッチェルの“カリフォルニア”という、過去を抑えつつも現在進行形の音楽フリークぶり。最高でしょう。(長瀬昇)
ジョックストラップのインタビューは9/7(水)発売のロッキング・オン10月号に掲載します