アルバム・タイトルにはバンド名と同じく、「なるようになる」を意味する言葉がつけられた。何かを願う時の、自分に言い聞かせるフレーズだったり、ただ無責任にお気楽につぶやいたり、捨て鉢な気分で吐く「なるようになる」もきっとあると思う。そういう、その日その時の「なるようになる」が並んでいる。時も季節も街も、人の心や恋心も移ろっていく、その無常なるものとうまく馴染めない自分。ソングライター・宍戸翼(Vo・G)の曲には、ごっちゃりとした時間や感情に埋もれている状況を理解しようと、物事が終わっていくストーリーを繰り返し描いているような感覚がある。彼が何かを知ろうと、淡々と並べたその時間の物語が、聴き手のさまざまな気持ちを掻き立てるロック・ミュージックとなっている。痛みや切なさか、希望なのか。リトマス紙的に心の在り処を知る作品でもある。(吉羽さおり)
様々な「なるようになる」処方箋
The Cheserasera『WHATEVER WILL BE,WILL BE』
2015年01月14日発売
2015年01月14日発売
ALBUM
アルバム・タイトルにはバンド名と同じく、「なるようになる」を意味する言葉がつけられた。何かを願う時の、自分に言い聞かせるフレーズだったり、ただ無責任にお気楽につぶやいたり、捨て鉢な気分で吐く「なるようになる」もきっとあると思う。そういう、その日その時の「なるようになる」が並んでいる。時も季節も街も、人の心や恋心も移ろっていく、その無常なるものとうまく馴染めない自分。ソングライター・宍戸翼(Vo・G)の曲には、ごっちゃりとした時間や感情に埋もれている状況を理解しようと、物事が終わっていくストーリーを繰り返し描いているような感覚がある。彼が何かを知ろうと、淡々と並べたその時間の物語が、聴き手のさまざまな気持ちを掻き立てるロック・ミュージックとなっている。痛みや切なさか、希望なのか。リトマス紙的に心の在り処を知る作品でもある。(吉羽さおり)