気になるところだけでできた20歳

ラブリーサマーちゃん『青い瞬きの途中で』
2016年06月22日発売
SINGLE
ラブリーサマーちゃん 青い瞬きの途中で
20歳女子、都内在住の大学生。宅録で作った作品をネットで公開して話題になり、昨年9月にシングルを、11月にアルバムを発表。で、今年4月・5月・6月と3ヶ月連続でシングルをリリース。4月の作品のカップリングはフラカン“また明日”、5月のはブリグリ“長いため息のように”のアコギ弾き語りカバー。名前は本名の「愛夏」を英語にしたもの。で、私くらいから上の世代なら誰でも知っている昭和の大作曲家、いずみたくの孫。それがラブリーサマーちゃんだそうです。どうでしょう。いろんな方向の情報が多すぎて、どっから咀嚼して飲み込めばいいのかわからないでしょう。わからないが、つたなさと腹から声出ていなさがそのまま耳にひっかかるフックになっている歌いっぷりとメロディ、とても気になる。6月に出る“青い瞬きの途中で”、こんなタイトルを付けるセンスも、そこはかとなく「あきらめ」や「終わり」を見つめている歌詞の世界も気になる。ああっ、気になる。「YATSUI FESTIVAL」に出るそうなので、チェックしてきます。(兵庫慎司)
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